担当科目

生態学

2年次配当科目

生態学とは、この世界のなりたちを生物と環境の相互作用の系として理解する学問です。 本講義では、生態学の基本的な考え方とさまざまな生態系の実態を学習することを主目的とし、同時に生態学的視点からよりよい未来を考える力を養うことを目指します。

自然人類学

2年次配当科目

人類学にはさまざまな領域がありますが、自然人類学は人間の生物学的側面に着目し、生物種としてのヒトの特徴とその進化を探求します。本講義では、自然人類学の学習を通じて、形態、生態、社会、心理等多様な側面から「人間らしさ」とは何か総合的に考えを深めることを目的とします。

野外調査実習

2年次配当科目

動物学の野外調査に必要な基礎的技能(双眼鏡の使用法、各種トラップの取り扱い、標本作製法、分類学的同定の手順、直接カウント・サンプリング法など)を学びます。自然豊かな岡山理科大学の立地を活かして、大学構内や裏山(ダイミ山)で野外活動を行います。

霊長類学

2年次配当科目

霊長類は私たちヒトを含む分類群です。本講義では、霊長類について学ぶことを通じて、霊長類という分類群についての理解を深めることに加え、ヒトとヒト以外の動物の連続性を理解すること、ひいては人間あるいは自分自身を理解するための示唆を獲得することを目的とします。

動物行動学

2年次配当科目

動物(animal)とは「動く生き物」という意味です。よって、動物の本質は動くこと、すなわち「行動する」ことです。本講義では、さまざまな動物の多様な行動を理解するための概念装置のセットとしての動物行動学の諸理論を具体例に即して学習することを目的とします。また、動物行動の研究手法も学び、興味を持った動物の行動を自ら調べる能力を養います。

動物生態学

3年次配当科目

動物(animal)とは動く生き物という意味です。よって、動物の生態をめぐる主要な問いは、動物はいつ、どこで、なんのために、どのように動くのかということです。本講義では、生態学と進化生物学の理論を手がかりとして、さまざまな動物の活動を理解することを目的とします。

動物園学

2025年度より開講(計画中)

動物園は何をするところですか?動物を飼育する施設?展示する施設?もちろんそれらも動物園の大切な役割ですが、それだけではありません。動物園の歴史、役割、これからの行く末など、動物園を総合的に学ぶとともに、動物園動物学、すなわち動物園で行う動物学に関する知見を深めます。